神奈川県小田原市の美容皮膚科クリニック

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しわ

前回のシミに引き続き、クリニックのお悩みの中でも上位にはいる「しわ」
しわと聞くと想像はつきますが、お肌の中がどのようになるとしわができてしまうのでしょうか。

「しわ」の原因は潤いの低下
皮膚の表皮の下にある真皮には皮膚の弾力や潤い、ハリを保つ役割をもっているコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの成分が含まれています。
その成分が変性を起こして皮膚の弾力やハリが低下し、しだいに「しわ」となっていきます。

しわの原因
加齢、紫外線、空気の乾燥などその影響を受けると真皮のそれらの成分が減少します。

しわができる過程は
乾燥→肌のバリア機能の低下→紫外線などの影響を受けやすくなる→
ちりめんじわができる→小じわができる→小じわが習慣となる→大じわができる

始めは小さかったものが大きくなっていく過程がわかると少し怖いですね。
もう少し細かく過程を追っていくと・・・
まずは肌の表目にできる細かいしわが「ちりめんじわ」です。紫外線などの影響で肌が乾燥すると角質層の水分が失われて表面の柔軟性がなくなり、細かなしわになります。
ちりめんじわは肌に潤いを与えることで改善される初期段階のしわ。さらに紫外線などの影響を受け続けると少し目立つ「小じわ」になります。
小じわは真皮までは到達していませんが、放っておくと「大じわ」になってしまいます。
大じわは真皮まで達している為ケアがなかなか大変になります。

他にも表情じわは顔をしかめたときに現れる眉間のしわや笑った時にできる目尻のしわなど、表情筋の収縮によってできるもの。たるみじわは筋肉の衰えや皮下脂肪を支える力の低下で肌がたるんで負荷がかかることでできるしわ。法令線や目の下のくま、首のしわなどがあげられます。

しわと一口に言っても様々なることがわかっていただけたでしょうか。
しわの予防は普段のケアと早めの対策が必要です。
自分の現在の肌状態を理解して対策をとること。わからない時には皮膚の専門医に一度見てもらうのもいいですね。

しわの詳しいお話はまた今度改めてご紹介致します。
シワ